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大阪城の門と櫓と蔵を観光

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[ 大阪城の門 : 大阪城の櫓と蔵 : 門と櫓と蔵の行き方 : (大阪城公園の観光スポット) ]

大阪城の門と櫓と蔵の観光スポットをご紹介しています。 大阪城には13棟の重要文化財があり、門は「大手門」と「桜門」の2つ、櫓は「千貫櫓」と「多聞櫓」と「乾櫓」と「一番櫓」と「六番櫓」の5つ、 蔵は「焔硝蔵」と「金蔵」の2つです。

櫓の「乾櫓」と蔵の「焔硝蔵」は西の丸庭園の有料敷地内にあります。

[ 大阪城の門と櫓と蔵の楽しみ方 ]

大阪城内の全ての門と櫓と蔵を見ていくには時間と体力が必要なので、天守閣まで行くルートにある門などをゆっくり眺める程度でも良いかと思います。 特におすすめの観光スポットは大手門周辺です。大阪城の正面に位置する「大手門」は徳川時代のもので、また両側に続く塀も国の重要文化財にもなっています。さらに向かって左側には「多聞櫓」と「千貫櫓」があり、大手門の正面から眺めると 徳川時代の景色を感じることが出来るかもしれません。

大手門から天守閣に向かうと正門の「桜門」から本丸に入ることになります。桜門は残念ながら焼失して明治に再建されたものですが、国の重要文化財に指定されています。

期間限定で「千貫櫓」「多聞櫓」「焔硝蔵」などの重要文化財の内部を、有料で一般公開してることがあるので興味のある方は公式ページは要チェックです。 (大阪城パークセンター

主要駅からのアクセス [ 新大阪駅・大阪駅などから大阪城公園までの行き方 ]

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大阪城の門の見どころスポット

大阪城の表玄関の正門は「大手門」です。また表口を大手口、裏口のことを搦手(からめて)と呼び、大手口以外の三つの大阪城口は搦手口となり「京橋口」「玉造口」「「青屋口」があります。 青屋口には復元された青屋門があります。本丸正面の正門は「桜門」です。

ミニメモ

大阪城の玄関口の大手門と、本丸の正門の桜門は国の重要文化財に指定されていますので見ておきたい観光スポットです。

[1] 大手門 徳川時代の1628年に建造したもので、国の重要文化財に指定されています。

[2] 玉造門 1868年の戊辰戦争時の大火で門と櫓ともに焼失しています。

[3] 京橋口 京橋口の門は太平洋戦争の空襲で櫓などと共に焼失していて、石塁の巨石と石垣は現存しています。

[4] 青屋門 幕末に半焼し、さらに1945年の空襲で大破しました。現在の門は1969年に復元されました。

[5] 桜門 明治維新で焼け落ち、現在の桜門は1887年(明治20年)に陸軍によって再建され、国の重要文化財に指定されています。

<大阪城の大手門>

[1-a] 徳川時代に建造され修復などで綺麗に現存してる門です。鉄で出来た重厚な門とともに両側の塀も国の重要文化財に指定されています。 近くにある大手門桝形の多聞櫓の門は一度落雷によって全焼しています。

[1-b] 大手門は高麗門型式の門です。高麗門は門の内側から見るとわかりやすいのですが、扉の上には屋根がありますが左右の控え柱の上にも屋根がある門のことです。

[1-c] 扉の両側には大きめの整えた石積みとこの上に土塀を造った「大手門南方」の塀(門に向かって右側)と「大手門北方」の塀(左側)も国の重要文化財に指定されています。

[1-d] 大手門の塀は、内側から見ると石積みのところは階段状の雁木によって支えられているのがわかります。土壁のところは支柱で支えられています。

[1-e] 塀の石積みの一番上段部分は、鉄砲狭間が穿たれています。

<大阪城の玉造門>

[2-a] 徳川時代の玉造口は枡形構造で2つの門が備えられていて、一の門(城内側)は門の上に櫓が建っている櫓門で、二の門(城外側)は高麗門となっていたそうですが、 1868年の戊辰戦争時の大火で一の門が焼失し、二の門は太平洋戦争末期の空襲で姿を消したらしいです。現在、門はないですが塀や石塁の石垣はあります。

[2-b] 玉造口の枡形の石塁は、大正時代の軍部によって大部分が撤去されたようです。

<大阪城の京橋口>

[3-a] 徳川時代の1620年再建の初期につくられた京橋口は、玉造口と同じように枡形構造で高麗門と多聞櫓がありましたが 太平洋戦争の空襲で焼失していて、枡形の石塁の巨石と石垣は現存しています。

[3-b] 京橋口の枡形の石塁にも巨石がつかわれています。

[3-c] 京街道への玄関口でもあった京橋口です。

<大阪城の青屋門>

[4-a] 幕末の戊辰戦争で半焼し、さらに1945年の空襲で大破しました。現在の門は1969年に残されていた材木を使用して復元されました。 徳川時代は裏門ということもあってほとんど締め切られた門だったようです。

[4-b] 青屋口の枡形は、大阪城の他の枡形構造と違って外に張り出す出枡となっていますが、裏門ということもあり簡素な造りとなっています。

[4-c] 青屋門から天守閣が見えます。

<大阪城の桜門>

[4-a] 本丸正門の桜門です。明治維新で櫓など全て焼け落ち、現在の桜門は1887年(明治20年)に陸軍によって再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。

[4-b] 焼失していた門の両側の塀は、1969年の桜門修理時に復元されています。塀には巨石が使われていて向かって右側が「龍石」、左側が「虎石」と呼ばれています。

[4-c] 桜門枡形の石塁にはたくさんの巨石が使われています。

大阪城の櫓の見どころスポット

大阪城には、国の重要文化財にも指定されている5つの櫓「千貫櫓」「多聞櫓」「乾櫓」「一番櫓」「六番櫓」と、 2つの蔵「焔硝蔵」「金蔵」があります。

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大阪城内では「千貫櫓」と「乾櫓」は最も古い建造物なので是非見ておきたいスポットです。

[1] 千貫櫓 徳川時代の1620年に建造したもので、国の重要文化財に指定されています。

[2] 乾櫓 徳川時代の1620年に建造したもので、国の重要文化財に指定されています。

[3] 多聞櫓 徳川時代の多聞櫓は落雷で全焼し1848年に再建されました。国の重要文化財に指定されています。

[4] 一番櫓 徳川時代の1628年に建造したもので、国の重要文化財に指定されています。

[5] 六番櫓 徳川時代の1628年に建造したもので、国の重要文化財に指定されています。

[6] 焔硝蔵 徳川時代の1685年に建造したもので、国の重要文化財に指定されています。

[7] 金蔵 徳川時代の1751年に建造したもので、国の重要文化財に指定されています。

<大阪城の千貫櫓>

[1-a] 徳川時代の大阪城再建初期(1620年)に建造され、大阪城内では乾櫓と共に最も古い建造物となっています。1959年に解体修理を受けていますが国の重要文化財に指定されています。 近くにある大手門桝形の多聞櫓の門は一度落雷によって全焼しています。

[1-b] 大阪城の玄関大手門の脇に建つ櫓で、防御での重要な役目と共に上層屋根の西側の破風が曲線を持った風格のある格上の櫓となっています。

<大阪城の乾櫓>

[2-a] 徳川時代の大阪城再建初期(1620年)に建造され、大阪城内では千貫櫓と共に最も古い建造物となっています。1958年に解体修理を受けていますが国の重要文化財に指定されています。

[2-b] 西外堀の石垣の角に建てられている二層の角櫓です。外堀側から見るとわかりにくいですが、角に沿ってL字型の建物になっています。城内側から見るには、有料の「西の丸庭園」に入場する必要があります。

<大阪城の多聞櫓>

[3-a] 徳川時代の1628年に建造され1783年の落雷によって全焼し1848年に再建され、1969年に解体修理をしています。国の重要文化財に指定されています。 大手口枡形の大手門の内側にある2つ目の門の上に建つ長屋形式の櫓で、現存する多聞櫓の中では最大規模の櫓です。

[3-b] この多聞櫓は、門と両側の塀の石垣の上に建つ多聞櫓(渡櫓)から直角に折れ曲がった石塁の上に建つ繋がっている櫓(続櫓)で構成されています。

[3-c] 城内側(内側)から見た多聞櫓です。鉄の扉の両側には大きな石がたくさん組まれている重厚な門櫓となってます。

<大阪城の一番櫓>

[4-a] 徳川時代の1628年に建造され、1964年に解体修理が行われこの時の調査で三回補修が加えられていたことがわかったようです。国の重要文化財に指定されています。 当初は南外堀に面した石垣上に一から七番までの櫓が建てられていましたが、そのうちの一番と六番が現存していて一番櫓は東寄りに建てられた櫓です。

[4-b] 玉造口の近くから見える少し小さな二層二階の櫓です。

<大阪城の六番櫓>

[5-a] 創建の年代が記載している墨書が発見されているので、徳川時代の1628年に建造されたのは間違いないようです。国の重要文化財に指定されています。 当初は南外堀に面した石垣上に東側から順番に一から七番までの櫓が建てられていましたが、四と五と七番櫓は戊辰戦争時に焼失して、二と三番櫓は1945年の空襲で焼失しました。 一番と六番の二つのみですが無事に現存しています。

[5-b] 見栄えのある南外堀の石垣上に建っている六番櫓は、大阪城南西の入口から大手門に行く途中にでも見ることができます。

<大阪城の焔硝蔵>

[6] 徳川時代の1685年に建造され、全国的にも唯一現存する火薬庫です。大阪城再建当初は別の場所に建てられていて、湿気の問題や爆発事故などでいろいろな場所を模索していたようです。

<大阪城の金蔵>

[7] 徳川時代の大阪城再建の本丸完成後の1626年に一つ目の金蔵が建造され、1751年に二つ目の金蔵が建造されました。現存している金蔵は二つ目のときのもので 1837年に大規模な改築が行われました。国の重要文化財に指定されています。ちなみに一つ目の金蔵は、東隣に移設され更に1929年に高槻城跡に解体移築され戦後焼失したようです。

門と櫓と蔵の最寄駅からの行き方

門と櫓が比較的に多い大阪城の正門「大手門」から本丸の正面の「桜門」を通って天守閣に行くコースが王道ですが見応えもあると思います。 大手門に近い最寄り駅は、地下鉄の谷町4丁目駅(中央線と谷町線)になります。

JRを利用する方は、大阪城公園駅で下車して天守閣の真裏の「青屋門」「極楽橋」を通って天守閣まで行って、少し足を延ばして「桜門」「大手門」まで行って戻る時に東内堀沿いを歩いてくるのも良いと思います。 JR大阪城公園駅から天守閣までの行き方の詳細はこちらです。(裏側からのルート)

大阪城公園内(天守閣など)

[c] » 門と櫓と蔵の詳細

大阪城をじっくり観光コース

大阪城にある13棟の重要文化財をできるだけたくさん巡って行けるルートにしています。スタートは大阪城の正面玄関の「大手門」、そして内堀に外堀と歩く距離が非常に長くなっていますので 時間と体力のある方向けになっています。

» じっくり観光コースの詳細

公園周辺(OBPなど)

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