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[ 大阪城の巨石 : 大阪城の刻印石 : 巨石と刻印石の行き方 : (大阪城公園内の観光スポット) ]
大阪城の巨石と刻印石の観光スポットをご紹介しています。 大阪城の石塀には数多くの巨石が使われています。一番大きな石だと高さ5m以上もあり、巨石の呼び名もあります。表面積の計測をして10位までの順位をつけられていますが、10位以内の巨石は最低でも高さが3m以上あります。
巨石の厚みの計測はしていなかったようですが、実際は薄い巨石もあって重量での順位となるとかなり変動がありそうです。
[ 大阪城の巨石と刻印石の楽しみ方 ]
大阪城内の巨石の大きさ1~10位のほとんどが、正面の大手門から正門の桜門を抜けて天守閣まで行くコースにあり、門の周辺の目立つ塀に用いられてるので門や櫓などと一緒に眺めて楽しめます。
石垣に適した石が大阪の近くで採れて、また各大名が競い合ったということもあって良質な石が多く集まったようです。誰が用意した石かわかるように刻印をしてアピールもしていたようです。 (大阪城パークセンター)
主要駅からのアクセス [ 新大阪駅・大阪駅などから大阪城公園までの行き方 ]
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大阪城の巨石の見どころスポット
大阪城の巨石の10位までは「大手門枡形」と「京橋口枡形」と「桜門枡形」の3か所にあります。巨石の順位は、表面積の計測で重量や体積ではありません。
ミニメモ
とりあえず大阪城の巨石を見たいという方は、天守閣に近い本丸正門の「桜門枡形」にある巨石だけでも十分に楽しめると思います。
[1] 大手門枡形の巨石 3つの巨石があります。(4・5・8位)
[2] 京橋口枡形の巨石 2つの巨石があります。(2・7位)
[3] 桜門枡形の巨石 5つの巨石があります。(1・3・6・9・10位)
<大手門枡形の巨石>
[1-a] 大阪城の正面玄関ということもあり、門を入って正面の枡形の塀に巨大で綺麗な石が3つも並べて使われています。 塀に向かって左から「大手二番石」「大手目付石」「大手三番石」と呼ばれています。
[1-b] 大手門は高麗門型式の門です。高麗門は門の内側から見るとわかりやすいのですが、扉の上には屋根がありますが左右の控え柱の上にも屋根がある門のことです。
<京橋口枡形の巨石>
[2-a] 京橋口は大阪城の搦手口ではありますが、京街道への玄関口でもあってか2つの巨石が使われています。
[2-b] 京橋口枡形の正面の目立つ位置に城内2番目の大きさの巨石の「肥後石」と7番目の「京橋口二番石」が使われています。
[2c] 「肥後石」のすぐ横に7番目の「京橋口二番石」が使われています。
<桜門枡形の巨石>
[3-a] 桜門枡形は本丸正面ということもあり、5つの巨石が使われています。桜門の扉の両側にも巨石が使われてますが、向かって右側の巨石は城内10位の大きさで 「竜石」と呼ばれています。
[3-b] 桜門枡形の正面には城内で1番の大きさを誇る巨石の「蛸石」が使われています。巨大な1枚石を支えるため内側で石垣を組んでいるのが解体修理の時に解明されたようです。
[3-c] ランク外の石も非常に大きくて「烏帽子石」などのように名前の付いた巨石もあります。1位の蛸石と同じくらい大きな3位の「袖振石」もあります。
大阪城の刻印石の見どころスポット
大阪城の石垣には、いろいろな大名の印が刻まれた石を見かけますが、担当した築城の場所を明確にするためや他の大名の石材などと間違わないためなどいくつかの説はあります。
刻印の調査をしたものだけでも約2000種類、5,6万個にのぼるそうです。
ミニメモ
実際に石垣に組み込まれている刻印石を探してみるのも楽しいかもしれません。外堀内堀の石垣は距離があって刻印は見にくいので、塀や曲輪や天守閣などの近くで見れる石垣が探しやすいかもです。
[1] 刻印石広場 大名の刻印や石の産地記号や名前などいろいろな刻印石をたくさん展示してます。
[2] 隠し曲輪周辺の刻印石 隠し曲輪周辺の石垣に組み込まれている刻印石です。
<大阪城の刻印石広場>
昭和58年に大坂築城400年祭を記念して、大阪城の石垣に刻まれた刻印を展示しています。
[1-b] 天守閣の裏側の一段低くなったあたり(本丸北部)は「山里丸」と呼ばれていますが、現在この場所の一部を「刻印石広場」として使わなくなった刻印石やいろいろなところから 出土した刻印石をここに集めて展示しています。
<隠し曲輪周辺の刻印石>
[2-a] 天守閣の裏手にある山里口枡形の西側にある隠し曲輪の石垣にも刻印石を見ることができます。この写真ではわかりにくいですがこの中に刻印石があります。
[2-b] 徳川時代の刻印された石垣を間近でみることができます。
巨石と刻印石の行き方
〇巨石のある「大手門枡形」と「桜門枡形」は、地下鉄(中央線と谷町線)谷町4丁目駅が最寄り駅です。
JRを利用する方は、大阪城公園駅で下車して天守閣の真裏の「青屋門」「極楽橋」を通って天守閣まで行くコースになる方が多いと思いますが、少し足を延ばして桜門枡形そして大手門枡形と行って戻るか東内堀を通って青屋門へと行くコースもあります。
〇刻印石広場は、JRの大阪城公園駅が最寄り駅です。(大阪城公園駅から大阪城天守閣までの行き方の詳細はこちらです。)
大阪城を正門から行きたい場合は、地下鉄(中央線と谷町線)谷町4丁目駅が最寄り駅となり、大手門と桜門を通って天守閣まで行き、少し足を延ばして天守閣の裏手にある刻印石広場まで行くというコースがあります。